フィランソロピー
宝塚でありがたい事があったようだ。
NHKが2025年02月03日に報じたニュースによると、兵庫県宝塚市在住の夫妻(70代)は『病院は市民にとって大切な施設』と話し、医療が充実した町になることを願い、宝塚市立病院の建て替え等に関する資金として約254億円を市に寄付した。現在の宝塚市立病院は国道沿いの桜が印象的で、建物の構造がとても独特だ。今回の寄付も素晴らしく、誰にでもできる事ではないが、宝塚には目立たないが町を支える多様な人がいる様にも感じる。
母校の創設者である平生釟三郎は「教育を学ぶ時期、全力で働く時期、社会に奉仕する時期。人生には三つの時期がある」と述べている。社会に奉仕する時期は、ある程度歳を重ねた頃にあたる。バンドー神戸少年科学館で見た「老いとは何か」という古いビデオの中で、高齢期は人として最も成熟した時期で充実を感じる時期でもあると学んだ気がする。私も何かのかたちで社会に貢献する人物になれるのだろうか。